とある社員の御意見番(独り言)

時事問題等についてコメントします

【政治・経済】日本の電源構成について



時折、日本の電力を再生可能エネルギーに切り替えればという話をよく聞く。

そもそも再生可能エネルギーとは太陽光や太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱等のエネルギーは一度利用しても比較的短期間に再生可能であり、資源が枯渇しないエネルギーの事である(経済産業省資源エネルギー庁より)。

一見、環境に良さそうなエネルギーに感じるが、問題もある。
太陽光は集落等に設置して、住宅に反射光が当たる問題や天候によって作られる電力が不安定であり、発電効率も悪い。
水力は設置場所が限られ、古い物は老朽化もあるだろう。一度、災害が起きてダムが決壊すれば下流住宅は人溜まりもない。
風力は騒音や振動問題もあり、周辺住宅にお住まいの住民が体調不良を訴える事もあるようだ。
バイオマスはコストが高く、発電効率も悪い。
地熱発電は日本に最適であるだろうが、地熱発電所を新設した場合には温泉が出なくなる可能性があると反対されて新設できない話を聞く。

再生可能エネルギーに限らず、日本の電力構成についてゼロベースで話し合うべきではないだろうか。